nakorux’s blog

歳の差&障がい越えて☆放浪の未亡人ナコルと、ヨウの新生活。

精神力がすごい精神障がい者。

世間一般に、理解されにくいだろうなあと思います。

 

「一見フツーっぽい」というのが、余計彼らのネックになっているのかもしれませんねー。

空気が読めなかったり、偏屈だったり、遅刻したり、仕事さぼったり、ダラダラしてたり、ウソついたり、勝手に不機嫌だったり。

当然「やな奴」「困った人」「ダメ人間」のレッテル貼られます。

そして、そう言われ続けるので、彼ら自身も、「やっぱり私ってダメなんだ」って思いがちです。

 

障がい者の支援員をしていた私は、それなりに障がい特性の知識はあったけど、それでもヨウと一緒に暮らすまでは、彼らの大変さを本当には分かっていなかったんだなと思いました。

「障がいだから許容しなきゃ」と思ってても、実際自分に影響してくれば、職場の人たちがぶち切れたとしても不思議はありません(^^;)

 

といっても、精神障がい者で、一般企業で働けるというのはほんの一握りの「優秀な」人たちです。

精神薬を服用すると、体がだるかったり痛かったり、眠かったり、頭痛がしたり、ぼーっとなったりしたりしますから、毎日ひどい花粉症か、ずっと風邪ひいて発熱してるような状態です。その上、もともと繊細で、ものごとを掘り下げて考えすぎる傾向の人たちです。

ですから、「ただ普通に生活する」だけでもきついのに、「働く」なんてものすごく大変なことなんですね。

 

大親友ナキもヨウも、症状が重い時期がありました。

そこから社会復帰できる人は、100人にひとりと言われているくらいです。

二人に共通するのは、「絶対社会復帰する!」と強く強く決意していたということでした。

 

すごい精神力だと思います。